モバイルバッテリー関係のサイトを見ていると、バッテリー容量とそれで何回充電出来るか、という点について誤解があるケースを見かけますので説明させて頂きます。
電池の電圧(3.5~4.2V)とUSBケーブルを通す電圧(5V)では違いがあるため、電圧変換時にロスがトータルで30~45%程度生じます。
ですので、例えば4000mAhのモバイルバッテリーを使い、スマホ(バッテリー容量2000mAh)を充電する場合、4000mAhの約70%で、2800mA、それを2000mAhで割った1.4回が実質の充電回数になります。
単純に、「4000割る2000で、2回は大丈夫」とはならないんですね。
市場にはいろいろなモバイルバッテリーがありますが、効率が重要なのはこのロスがあるからで、弊社の製品は効率〜85%と記載していますが、これはかなり良い数値だと思います。
例えば、マーケットには65%以下の製品もあるのですが、単体で20%ロスの差がある、ということは、同じ8000mAhの製品だとしても、実質使える容量に1360mAhは差がある、ということになります。
(詳しく言うと、60% x 85% = 55.25% x 8000mAh = 4080mAh vs 80% x 85% x 4000= 5440mAhとなります。後ろの85%は携帯電話内部の効率です)
また、なぜきっかり[85%]ではないのかというと、電池電圧が残量によって3.5~4.2Vと変わる為に効率が変わってしまうからです。
一般的には、6から7掛けぐらいで見てれば問題無いと思います。
詳しい説明はQ&Aにもありますので、ご興味あるかたはご参照下さい。こちら
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